自他ともに認める猫建築士です。
愛猫家なら誰もが思うように わたしも我が家の愛猫を産んだ記憶すらあります。
そんなわたしですから、猫ちゃんがいるお住まいの相談には心躍りますし
その子に会える打合せは浮足だって集中できません。
と言いつつ、やりますよ。
なんてったってこの道20年以上のベテランですから。
先ず、大切なのはその子たちのいつもの暮らしの様子を観察すること。
好きな場所は?
ご飯はどこで食べているのか?
お昼寝はどちらで?
トイレはどのタイプ?
家族との距離感は?
基本的に猫ちゃんは神経質です。
住まいの変化だけでもストレスを感じますから
できるだけ今の暮らしの快適なところを残してあげたい。
もしそれがもっと良くできるのなら、もっともっと幸せに過ごせるようにしてあげたい。
また、猫ちゃんの動線についても考慮しなければなりません。
猫ちゃんが自由に行動できる範囲と、行動制限したい箇所を明確に分けます。
猫ちゃんはわんちゃんと異なり
高いところにも身軽に飛び乗ってしまいます。
狭いところにも難なく潜り込んでしまいます。
そこには危険な場所もあるでしょうし
破損したくない大切なものもあるでしょう。
行動範囲を決めてあげることは猫ちゃんの安全にとっても
住まい手の安心の為にも大切なことです。
また、愛猫家のみなさんは猫ちゃんを叱るという感覚を持ち合わせていません。
なぜなら、我々は猫の下僕だから。
いたずらをした場合、いたずらをさせた下僕に責任があります。
ソファで爪を研いでボロボロになったなら、そんなに簡単にボロボロになる生地を選んだ私が悪いのです。
もしカーテンを登ってボロボロにしたのなら、登りたくなるようなカーテンを選んだ私が悪いのです。
壁で爪を研ぐのなら、気持ちよく爪を研げる壁を選んだ私が悪いのです。
我々に出来ることは
ソファをボロボロにしたくないのなら、猫の爪に強い生地を選ぶ。
カーテンに登って欲しくないのなら、ブラインドのような登れないものを選ぶ。
壁で爪を研いでほしくないのなら、腰壁を張る。
愛する猫ちゃんはそのままで、我々が知恵を絞って対策を練りましょう。
ちなみに私は豆柴を愛する愛犬家でもあります。 でも、それはまた別の話

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